ホクロがとれた

『子供の頃のコンプレックス』

先月から両腕・両足の湿疹と痒みがひどかった
皮膚科の予約をとっていたので
旦那に連れられて行った

夕方４時の診察
もう大人なんだし
一人で行かないと。。。
そう思っていたけど
不安そうな私に着いて来てくれた

引きこもりになりたくなくても
引きこもりの生活をしていたから
外に出るのが辛かった

リュウマチの検査の後で
皮膚の状態もってことで診察だった
その点は可能性はないとは言えないけど
今は大丈夫とのこと

前々から私が気になっていた
首後ろのほくろのことを
旦那と話して
診てもらった

　　首後ろのホクロ

歳をとる度に大きくなっていっているホクロ
昔からこれには悩まされた

小学校の時から中学の頃まで
ずっとこのホクロをみんなにからかわれていた

暴力のいじめはあってないけど
今で言う
　　言葉のいじめ

ほくろはずっと笑い者にされていた
後ろから回ってきて
「ピンポーン」って
ドアのチャイムみたいに押されては
嫌な思いをして家に帰ってからも泣いていた

クラスの女子も男子もみんなに笑われていた

親には何度も取りたいと話した
でも親は受け入れてくれなかった
からかわれてることは言ったことはないと思う
ただ嫌だとしか伝えなかった

中学に入ってもこの事で何回か
からかわれていた

子供の頃からの私のコンプレックス

嫌な想い出のひとつ

今日診察で取りたいことを話したら
すぐに取れるとのこと

いきなりのことでびっくりした
次の機会を待っていたら
私は意気地なしだからもう来れないと思った

今日とることにした

ホクロに注射をして
麻痺感覚にさせてから
スッと取れた

緊張と今までのことが蘇ってきて
私は泣いていた

お医者さんが心配して
何度も「痛い？」って聞いていた
恥ずかしかったな・・・

今までずっととれなかった
悔しさと悲しさがこみあげてきて
泣いていたんだと思う

親にもらった体に
傷をつける感じもしたんだと思う
古い考えだけど
もっと小さい頃に祖母や母が
「首後ろのホクロは美人ほくろって言うんだよ。
　お前が美人になりますようにってこのホクロがあるの」
そんなことを話してくれた想い出も思い出した

ちょっと寂しさもあるけど
楽にもなれた
なんか複雑な気持ちでいっぱいだ

少しずつ痛くなってきたから
首はあんまり動かせないな～

28，July．05